共済金請求の前に県民共済の契約が取り消しになった話

共済金請求の前に県民共済の契約が取り消しになった話

アラフォーでいい大人のわたしですが、これまでに保険に加入したことがありません。生命保険とか入院保険とかそういうやつです。
そんなわたしですが、2018年4月から県民共済に加入しました。
2018年6月に手術&入院が決まったので、タイミング的にラッキーだと思ったのですが……契約取り消しになりました。

初めての保険

これまで、保険に入らなきゃなぁと思いながらも、全くのノータッチ状態でした。健康だし、毎月の掛け金払う余裕がないというのが、その主な理由です。あと、純粋に面倒だったのと。
基本的に、昔っからお金に余裕がなくてものぐさなのです。

保険加入しようと思ったきっかけ

保険に入ろうと思い始めたのは、やっぱり入籍がきっかけだったと思います。夫婦となることで、改めてお金のこととか将来のこととかちゃんと考えなきゃという気持ちになりました。

夫は独身時代からちゃんと保険に入っていました。死亡保険の受取人が母親になっているので、入籍したし受取人をわたしに変更しないとなぁって言っていました。ちなみに、夫のお母さんは鬼籍に入っています。

けれど、実際に加入するまでは、まだまだ時間が掛かることになります。ものぐさなので。

共済がいいなと思った

夫と相談して、入るなら共済がいいということになりました。県民共済かコープ共済。
何故かというと、掛け金が安いから。
高い保険料は家計を圧迫するので払えません。
多分、これから先も健康だと思うので、掛け金はできるだけ安く抑えたいんです。

共済加入のきっかけ

パンフレットだけが溜まっていく状態が続いていましたが、最終的に共済に申し込んだきっかけは子どもが欲しいと思ったことです。
妊娠したらいろいろな検査を受けることになるので、病気が発覚したり治療が必要になるならそのタイミングだと思いました。それなら、それまでに加入しよう!
その勢いで、2018年3月に申し込み、4月から加入となりました。

手術が決まる

共済加入から1ヵ月ほど経った頃、わたしの妊娠が発覚しました。びっくり。
そして、そのときに手術の話がちらっと出たんです。

卵巣嚢腫の手術が決まった

わたしには卵巣嚢腫があり、その大きさ的に摘出した方が良いとのこと。
別の病院を紹介してもらって検査を受け、あれやこれやという間に手術日が決まりました。

意外とラッキー!?

正直、手術&入院とかすごく嫌でした。だってお金が掛かるんですもの。
事前の検査にもお金が掛かるんですもの。将来のために、少しでも貯めておきたいこの時期に、痛すぎる出費。泣きそうです。

けれど、考えようによってはラッキーなのかと思いました。これまで面倒で保険に加入してこなかったわたしが、1ヵ月前に共済に加入したばかり。なんて素敵なタイミング!

多少であってもお金が出るのであれば、これはもうベストタイミングだったと言うしかありません。
数年単位でほったらかしていたけれど、決断後にさくっと行動できたわたしは偉い!と有頂天になりました。

県民共済の契約が取り消しになる

有頂天になった後、ふと冷静になった結果……県民共済の契約は取り消しになりました。
結論から言うと、手術と入院に対する共済金は下りません。わたしの契約は、なかったことになりました。

共済に加入できない場合

共済は「健康告知内容」に該当する場合は加入できません。加入できる場合もあるそうなので、要相談といったところです。
その告知内容の中に「慢性疾患の診断を受けている」という項目があります。そしてですね、その慢性疾患の説明として「女性性器疾患(子宮筋腫、卵巣腫瘍など)」とあるんです。

卵巣腫瘍……はい、わたしです。
あれ、そもそもわたしって共済に加入できなかったの……!? 軽く衝撃です。

「加入後1ヵ月とかでも共済金下りるのかなー」と入院準備のついでに調べていただけなのに、衝撃の事実発覚です。

いつから卵巣嚢腫?

もう覚えていませんが、初めて卵巣に腫瘍があると言われたのは10年近く前だと思います。MRI検査の結果、悪性ではありませんでした。ある程度以上に大きくなったら取った方がいいので、定期的に病院で診てもらってねといった感じで終わりました。

その後、子宮頸がん検診を受けた際に「卵巣に腫瘍があるねー」とついでのように言われました。実際についでなんですけど。それが6年前のことです。
そこからの6年間、婦人科に掛かることがなかったので卵巣嚢腫のことなんてすっかり忘れてました。元々、何か自覚症状があったわけでもないので、もう忘却の彼方です。

今回、妊娠をきっかけに手術の話になって思い出しました。そういえば腫瘍あったわ、と。

告知義務違反!?

どうやら、保険や共済の加入時に健康状態の告知をしないと、告知義務違反として契約が解除されてしまうそうです。そして、告知義務違反の履歴があると、データを共有しているので他の保険にも入れないとかなんとか……。

えぇ……。
ちょっと忘れてただけなのに、なんか大ごとじゃないですか。

県民共済に電話

契約解除から他の保険に入れないのは避けたい事態です。悩んでも仕方ないので、県民共済に電話してみることにしました。

電話受付のお姉さんから話を聞いた担当者の話によると、条件付きで加入はできるとのことです。条件は下記の通り。

  • 特約を付けることはできず、基本コースのみの契約
  • 5年間は該当箇所及び因果関係のある手術や入院に共済金は下りない
  • なるほど。今付けている特約は解約になってしまうのですね。
    経過観察の診断から5年間という話だったので、治療が終わっても5年なのかどうか確認してみました。
    手術したら該当箇所がなくなるわけです。その場合はどうなるのかなと思ったので。そのときに手術するという話と経緯を詳しく離しました。

    確認するとのことで、折り返しの連絡待ち再び。

    契約取り消しが決定

    「すみません。手術の予定があるということで、契約取り消しになります」
    ……なんということでしょう。

    気を取り直して聞いてみると、手術の予定があると今の契約を基本コースのみに切り替えるのが難しいそうです。

    わたし「契約解除っていうことですよね? もうその後、共済には加入できないってことですか?」

    担当者「いえ、手術が終わって経過観察となった時点でまたご相談いただければと思います」

    わたし「……告知義務違反とかにならないんですか?」

    担当者「いえ、今回、申告していただいているので、掛け金も全額返金いたします」

    掛け金返ってくるってー!!!

    じゃあ、別にいいや。マイナスが発生しないならそれで良し。

    共済金は下りないけど損はない

    ちょっぴり期待していた共済金の夢は泡となって消えました。
    けれど、別にどうってことありません。保険未加入歴が長すぎて、そういったリターンがあるかもしれないという考え方を持ち合わせていないのです。
    宝くじ買ったけど当たらなかった。でも、宝くじの購入代金返してくれるって! ……そんな感じです。むしろ、すごくラッキーです。

    保険とか共済とか、家計見直しの基本といったところですよね。
    わたしにはこれまで縁のなかったことですが、子どもも生まれることなのでもう1度いろいろと見直したいと思います。
    契約取り消しというリセットが、真面目に考える良いきっかけだと思うことにします。